【2022年度総括】デジタル化意識醸成セミナー『スタートアップ企業のデジタルツールを活用した新しい働き方』(2022年度 第5回目)を実施しました
2023年2月2日(木)「2022年度 第5回デジタル化意識醸成セミナー」を開催しました!
今回の意識醸成セミナーは「デジタルツールを活用した新しい働き方」がテーマでした。
現地・オンラインのハイブリット開催にて実施し,多くの方にご参加をいただきました。
皆様ありがとうございました。
【開催概要】
- 日時:2月2日(木)15:00~16:30
- 開催方式:現地,オンライン(ZOOM)のハイブリット開催
- 参加者:現地 2名/オンライン 18名
今回は,株式会社ATOMica(アトミカ)から代表取締役CCO 嶋田瑞生さんにご登壇をいただき,ご講演をいただきました。
〈講演内容〉
デジタルツールの活⽤事例と導⼊経緯について,⽇常業務編・営業編・バックオフィス編と分けてご紹介。
また,リモートワークを行う上で気を付けていることなどをご説明いただきました。
1 デジタルツールの活⽤事例と導⼊経緯
⽇常業務編
株式会社ATOMica はリモートワークを前提に創業しており,日常業務ではコミュニケーションツールのSlackを中⼼に各種SNSやメール,Google WorkSpace,Notion(https://www.notion.so/ja-jp/product),Spir(https://www.spirinc.com/)を連携させて「社外連携」「業務管理」「社内ナレッジの蓄積」を実施している。 各ツールの活用方法についても実際の画面を共有しながら説明。
営業編
もともとGoogleスプレッドシートや簡単なCRM(顧客管理システム)を使って管理していたが,入力がしんどいなどの理由で使いこなせなかった。 結局入力する側がどれだけ簡単に使えるかが大事だと考え,入力の機能が優れているSenses(https://product-senses.mazrica.com/)を導入しようとしている。
バックオフィス編
業務単体ではなく業務フロー全体で検討することが大切となる。
- ・株式会社ATOMicaの意思決定プロセス
- ー 現場のオペレーションがしやすい構成
→ 最終的に取得管理できるデータはあまり変わらない - ー 会計システムを決め、それに合う関連システムを,情報の連動性などを重視して選定
- ー 機能⾯とコスト⾯の両⾯で判断し意思決定
最適解を探していくのはとても難しい。
周りの企業に,導入しているツールの使い勝手などを聞きながら検討していくといい。
2 ⽇々気をつけていること
同期/⾮同期コミュニケーションの組み合わせ
基本はチャット(非同期)でやりとりをするが,適宜数分だけオンラインで会話する(同期)など,同期/⾮同期コミュニケーションを組み合わせて活用することが重用。
⽇本語の練習
チャットツール向きの⽇本語をきちんと使えるようになるべき。
- ー 簡潔かつ階層的な⽂章
- ー ⼤げさなくらいの「ありがとう」やスタンプ活⽤
→ 意思疎通の気持ちよさをいかに⾼められるかが重要となる
結局,⼤事な局⾯では「対⾯」が必要となる
3 まとめ
- DXやリモートワーク導⼊はあくまで「⼿段」,導⼊⽬的を明確にしてから実施を!
- システム化は会社を「冷たくする」⾏為ではない。⼈が「あったかい⾏為」に集中できるようにするための仕組み
- 無理に実施せず⼩さいことからまずはトライを!
画像:講演している嶋田 瑞生さん
第5回 デジタル化意識情勢セミナーハイライト動画
〈アンケート実施結果 ※一部抜粋〉
● セミナー時の反応(Mentimeter使用)
本日の感想や質問を送ってください
● 事後アンケート
第5回デジタル化意識醸成セミナー総合満足度
「デジタルツールを活用した新しい働き方」
へのモチベーションの変化変わりましたか
参加者の方からは全体を通して,概ね満足といったご感想をいただきました。
本セミナーを通じて,「デジタルツールを活用した新しい働き方」へのモチベーション向上に寄与することが出来たと思います。
また,「びんごICT相談所」ではツールの導入や活用の支援を行っています。
ツールの活用や導入についてお悩みの方はぜひ,「びんごICT相談所」までお気軽にご相談をお待ちしております!
びんごデジタルラボ事務局